2021.12.02
毎日更新“ドライガーデン”ブログ
皆さまこんにちは。
皆様が思う植物の面白さってどんなところですか?
僕が思う面白いところは、育った環境によって同じ品種でも色や形の特徴が違うというところ。
最近入ってきたブラック&ブルーもアメリカ産とアジア産でこんなにも違うのか!と思ったほど。。。
こんな環境で育っていたのかな~と想像しながら鑑賞するのが楽しいんですよね!
そこで今回は、ブラック&ブルーのアメリカ産とアジア産の違いを僕なりの意見を踏まえながら解説していきます。
それでは行きましょう!
アジア産
https://manas-green.com/items/613f0e55acbcb07b355735ed
アメリカ産
https://manas-green.com/items/619b27e0243860021277493b
アメリカ産とアジア産こんなにも特徴が違うってなんだか不思議じゃないですか?
ブラック&ブルーと言えばワックスの乗った青白い葉
葉は内巻きでボール状に展開する特徴はどちらも出ていますが
二つの株はワックスの量が圧倒的に違います。
アジア産
アメリカ産
ワックスとは葉の周りをコーティングしている白い粉のようなものの事を言い
これが緑の葉に乗ることによってブラック&ブルー特有の青白い葉っぱなっていくのです。
ではなぜこんなにもワックスの量が違うのでしょうか?
それは、おそらく育った環境の湿度と日光量が関係していると考えます。
ディッキアの葉の表面にはトリコームと呼ばれるワックスに似た粉が乗っています。
このトリコームは非常に重要な役割を果たしており、主に強い日光から身を守るため、水分を絡めとるためという役割があるとされています。
実際に乾燥地に生えているディッキア程トリコームが多く確認できるのです。
ワックスも同じような役割があるとするならば、からっと強い日差しで育ったブラック&ブルーはワックスの量が多くなり易いということになります。
もちろん他にも要因はあると思いますが、、、
かっこいいブラック&ブルーの条件に青色い葉はマストです!
個人的にアジア産ブラック&ブルーで実験してみようかと思います。
ワックスの量は遺伝で決まると思っていましたが、もしかしたら育て方次第で変えられるかもしれません。
みなさんでカッコイイBBを作り上げましょう!
また結果が出たら報告しますね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
CONTACT
ガーデン・エクステリアに関するご相談・ご質問など、お気軽にお問い合わせください。
埼玉県所沢市林2-473-1
駐車場 9台