2026.02.14
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ドライガーデンの石選び完全ガイド

失敗しない種類・配置・サイズ感の基本
ドライガーデンをつくるとき、
見た目の印象を一番大きく左右するのは植物ではなく「石」です。
にもかかわらず、
・石は後回し
・とりあえず割栗石を敷く
・種類だけ真似する
こうした理由で、「どこか物足りない庭」になってしまうケースを多く見てきました。
ドライガーデンにおける石は、装飾ではなく“庭の骨格”。
この記事では、ドライガーデンの施工・植栽を行ってきた経験をもとに、
・石の役割
・種類の考え方
・配置とサイズ感の基本
・失敗しやすいポイント
をまとめた 完全ガイド として解説します。

ドライガーデンにおける「石」の役割
① 庭全体の骨格をつくる
石は、庭の中で最初に視線を受け止める要素です。
植物は、その石を土台として配置されます。
石のサイズや配置バランスが悪いと、
どんなに良い植物を使っても庭全体がまとまりません。
ドライガーデンでは、
石が「構造」、植物が「装飾」という考え方が基本になります。
② 植物を引き立てる背景になる
ドライガーデンで使われる植物は、葉の形や色、質感に強い個性があります。
そのため、背景となる石の存在がとても重要です。
石が主張しすぎると植物が負け、逆に弱すぎると全体がぼやけてしまいます。
植物の魅力を引き立てる“引き算の背景”として石を選ぶ
この意識が、完成度を大きく左右します。
③ 建物との色合い・外観をつなぐ役割
石は、建物と庭をつなぐ「中間色」の役割も担います。
・外壁の色
・屋根やウッドデッキの素材
・フェンスや門柱の質感
これらと石の色味が合っていないと、庭だけが浮いて見えてしまいます。
ドライガーデンでは、
石を使って建物と植栽を自然につなぐ設計がとても重要です。
④ 雑草を抑え、管理を楽にする効果
石には見た目だけでなく、雑草の発生を抑える役割もあります。
適切に下地処理を行い、
石を配置することで、
・草が生えにくくなる
・日々の手入れが楽になる
・庭の景観を長く保てる
といったメリットがあります。
ドライガーデンは
「手入れが少ない庭」を目指す方が多いため、
この実用面も石選びでは欠かせないポイントです。

ドライガーデンに使われる代表的な石の種類
割栗石

もっとも使われることが多い石。
・ナチュラルな雰囲気
・サイズ展開が豊富
・配置次第で印象が大きく変わる
敷くだけではなく、
立体的に組む意識が重要です。
溶岩石

多孔質で軽く、個性的。
・モダンなドライガーデン向き
・植物とのコントラストが強い
使いすぎると人工的になりやすいため、量と配置のバランスが重要です。
チャート石

オレンジ色が強く硬質で締まった質感が特徴の石。一番人気です。
・落ち着いた色味
・エッジが効いた表情
・乾いた雰囲気のドライガーデンと相性が良い
派手さはありませんが、
庭全体を引き締める「縁の下の力持ち」的存在です。
また庭全体を明るくしてくれます。
主役の石を引き立てたり、
植栽と建物の間をつなぐ役割として使うと、
全体の完成度が上がります。
琉球石灰岩

琉球石灰岩は沖縄にある石で白いのが特徴。
まるでサンゴのように見える石で、南国テイストのお庭にしたい方にもとってもおすすめです。
石選びでよくある失敗例
石の量が少なかった
砂利と違い、隙間ができやすいので地面をしっかりと隠そうとすると
かなりの量を計算して買わないといけないので、結果あれすかすかじゃん。となる方が多く買い増しする人が多いです。
石だけが浮いて見える
土・植物・石が馴染まず、
“置いただけ”の印象になるケース。
これは配置と高さの問題です。高低差を意識しておきましょう。
プロが石選びで重視する3つの視点

① サイズとスケール感
石は「単体」ではなく
庭全体との比率で考えます。
大きな庭ほど、
思っている以上に大きな石が必要です。
そのバランスがかっこよさを演出します。
② 植物との相性
・葉の色
・葉の質感
・成長後のサイズ
これらを想定して石の大きさや砂利を選びます。
③ 日照・水はけ・地形
石は環境の影響を強く受けます。
・直射日光が当たる場所
・水が集まりやすい場所
配置を誤ると、
植物の調子にも影響します。
石の種類より重要な「配置」という考え方

石の配置やサイズ感は、
写真や文章だけでは伝わりにくい部分もあります。
実際の施工例をもとに、
石の置き方・バランスの考え方を動画で解説していますので、
より具体的にイメージしたい方はこちらも参考にしてみてください。
良いドライガーデンは、
石が“ランダムに見えて計算されている”のが特徴です。
・視線の流れ
・余白の取り方
・高低差
この3点を意識するだけで、
庭の完成度は大きく変わります。
逆に、均等に並べる・同じ向きで置くと、
一気に人工的な印象になります。
DIYでできる範囲・プロに任せた方がいい範囲
DIY向きなケース
・小規模スペース
・軽めの石
・植物中心の構成
プロに任せた方がいいケース
・大きな石を使う
・高低差をつくる
・施工後の安定性を重視したい
石は一度置くと、
やり直しが難しい素材です。
石が決まると庭は完成に近づく
ドライガーデンにおいて石は、
・飾りではなく構造
・植物を活かすための土台
石の種類だけでなく、
・サイズ感
・配置
・環境
を含めて考えることで、
庭の完成度は大きく変わります。
mana’s farmでは、
植物・石・配置を含めたドライガーデン設計を行っています。
DIYで進めるか、施工を検討するか迷われている方も、
お気軽にご相談ください。
弊社代表が紹介している動画もぜひご参考にご覧ください。
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